【JSDSS】日本ソーシャルデータサイエンス学会 メールマガジン vol.2025-5topic
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日本ソーシャルデータサイエンス学会 メールマガジン
---- 2025.5.10 [Sat] Vol.2025-5
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日本ソーシャルデータサイエンス学会事務局より、会員の皆様向けのお知らせです。
【掲載情報】
◆ 理事近況(副会長 生田目崇)
◆ 2024年度総会及びJSDSS10周年記念シンポジウム開催のお知らせ
◆ JSDSS2026春季シンポジウム&研究発表会の日程のお知らせ
……………………………………………………………………………………………………
◆ 理事近況(副会長 生田目崇)
Google Trend(検索数の指標の時系列を確認できるサービス)で「データサイエンス」を
調べると,2015年くらいから現在までじりじりと上昇トレンドにあることがわかります.
関連しているであろう「機械学習」「ディープラーニング」「人工知能」と並べてみると
ほぼ同じ時期に上昇トレンドが始まっていますが,人工知能は早くも2016年にピークを迎
え,ディープラーニングは2017年頃がピーク,機械学習は2018年くらいに頭打ちでその後
安定という様子です.
さてこの時系列変化の違いは何だろうと考えたところ,一つには大学におけるデータサイ
エンスを称する学部・学科の増加にあるのではないかと思いました.2017年に滋賀大学で
データサイエンス学部が設置され,その後今に至るまで毎年度名前にデータサイエンスを
含む学部や学科が設置され続けています.近年の3年間で20ほどの学部・学科が開設され
ています.さらに全学のデータサイエンス教育プログラムも多くの大学で設置されていま
す.
学部・学科に限らず全学プログラムとしてのデータサイエンスを導入している大学も増え
ています.ご存じの方も多いかと思いますが,文部科学省では数理・データサイエンス
・AI教育プログラム認定制度を認定しており,2024年8月時点でリテラシーレベルは494件
,応用基礎レベルは243件が認定を受けています.こうした全国の大学でのデータサイエ
ンス教育の広がりも一因と思われます.
しかし,数学や物理といった学問に比べると,データサイエンスの歴史は浅く,今後どう
いった推移を示すのかはこれからの学問の発展,社会での使われ方次第かと思っています
.学問の視点からは数学でいえば代数学,幾何学,解析学といった,伝統的な学問に見ら
れる「絶対外せない基礎の体系」が確立されることが大事かと思っています. 本学会の会
員の皆さんはどのようにお考えでしょうか?ぜひご意見お聞かせください.
Google TrendについてはURLを記載しますので,ご興味ある方はアクセスしてみてくださ
い.
Google Trend:https://trends.google.co.jp/trends/
「データサイエンス,機械学習,ディープラーニング,人工知能」で検索
日本ソーシャルデータサイエンス学会副会⻑ 生田目崇(中央大学)
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◆ 2024年度総会及びJSDSS10周年記念シンポジウム開催のお知らせ
当学会は2024年4月に設立10周年を迎え、この節目を記念して、下記の通り2024年度総会
および10周年記念シンポジウムを開催いたします。
■ 日程
2025年7月6日(日)
・11:30〜12:00 2024年度総会
・13:00〜16:00 10周年記念シンポジウム
■ 会場
現地とオンラインのハイブリッド形式を予定しております。
現地会場:順天堂大学 浦安日の出キャンパス 2号館5階
https://www.juntendo.ac.jp/academics/faculty/ms/access/access/
詳細なプログラムおよび参加方法につきましては、後日改めてご案内いたします。
……………………………………………………………………………………………………
◆ JSDSS2026春季シンポジウム&研究発表会の日程のお知らせ
2026年春季シンポジウム&研究発表会について、下記の通り開催を予定しております。
■ 日程
2026年1月24日(土)、25日(日)
■ 会場
長崎大学 テクノロジーイノベーションキャンパス(NUTIC)
https://www.idsci.nagasaki-u.ac.jp/research/nutic
詳細なプログラムや参加申込方法等につきましては、決定次第ご案内いたします。
ご予定のほど、よろしくお願いいたします。
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日本ソーシャルデータサイエンス メールマガジン Vol.2025-5
発行:日本ソーシャルデータサイエンス学会
http://www.jsdss.org/
日本ソーシャルデータサイエンス学会 メールマガジン
---- 2025.5.10 [Sat] Vol.2025-5
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日本ソーシャルデータサイエンス学会事務局より、会員の皆様向けのお知らせです。
【掲載情報】
◆ 理事近況(副会長 生田目崇)
◆ 2024年度総会及びJSDSS10周年記念シンポジウム開催のお知らせ
◆ JSDSS2026春季シンポジウム&研究発表会の日程のお知らせ
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◆ 理事近況(副会長 生田目崇)
Google Trend(検索数の指標の時系列を確認できるサービス)で「データサイエンス」を
調べると,2015年くらいから現在までじりじりと上昇トレンドにあることがわかります.
関連しているであろう「機械学習」「ディープラーニング」「人工知能」と並べてみると
ほぼ同じ時期に上昇トレンドが始まっていますが,人工知能は早くも2016年にピークを迎
え,ディープラーニングは2017年頃がピーク,機械学習は2018年くらいに頭打ちでその後
安定という様子です.
さてこの時系列変化の違いは何だろうと考えたところ,一つには大学におけるデータサイ
エンスを称する学部・学科の増加にあるのではないかと思いました.2017年に滋賀大学で
データサイエンス学部が設置され,その後今に至るまで毎年度名前にデータサイエンスを
含む学部や学科が設置され続けています.近年の3年間で20ほどの学部・学科が開設され
ています.さらに全学のデータサイエンス教育プログラムも多くの大学で設置されていま
す.
学部・学科に限らず全学プログラムとしてのデータサイエンスを導入している大学も増え
ています.ご存じの方も多いかと思いますが,文部科学省では数理・データサイエンス
・AI教育プログラム認定制度を認定しており,2024年8月時点でリテラシーレベルは494件
,応用基礎レベルは243件が認定を受けています.こうした全国の大学でのデータサイエ
ンス教育の広がりも一因と思われます.
しかし,数学や物理といった学問に比べると,データサイエンスの歴史は浅く,今後どう
いった推移を示すのかはこれからの学問の発展,社会での使われ方次第かと思っています
.学問の視点からは数学でいえば代数学,幾何学,解析学といった,伝統的な学問に見ら
れる「絶対外せない基礎の体系」が確立されることが大事かと思っています. 本学会の会
員の皆さんはどのようにお考えでしょうか?ぜひご意見お聞かせください.
Google TrendについてはURLを記載しますので,ご興味ある方はアクセスしてみてくださ
い.
Google Trend:https://trends.google.co.jp/trends/
「データサイエンス,機械学習,ディープラーニング,人工知能」で検索
日本ソーシャルデータサイエンス学会副会⻑ 生田目崇(中央大学)
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◆ 2024年度総会及びJSDSS10周年記念シンポジウム開催のお知らせ
当学会は2024年4月に設立10周年を迎え、この節目を記念して、下記の通り2024年度総会
および10周年記念シンポジウムを開催いたします。
■ 日程
2025年7月6日(日)
・11:30〜12:00 2024年度総会
・13:00〜16:00 10周年記念シンポジウム
■ 会場
現地とオンラインのハイブリッド形式を予定しております。
現地会場:順天堂大学 浦安日の出キャンパス 2号館5階
https://www.juntendo.ac.jp/academics/faculty/ms/access/access/
詳細なプログラムおよび参加方法につきましては、後日改めてご案内いたします。
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◆ JSDSS2026春季シンポジウム&研究発表会の日程のお知らせ
2026年春季シンポジウム&研究発表会について、下記の通り開催を予定しております。
■ 日程
2026年1月24日(土)、25日(日)
■ 会場
長崎大学 テクノロジーイノベーションキャンパス(NUTIC)
https://www.idsci.nagasaki-u.ac.jp/research/nutic
詳細なプログラムや参加申込方法等につきましては、決定次第ご案内いたします。
ご予定のほど、よろしくお願いいたします。
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日本ソーシャルデータサイエンス メールマガジン Vol.2025-5
発行:日本ソーシャルデータサイエンス学会
http://www.jsdss.org/